失敗しない中古マンションリフォーム会社選びの7つのポイント
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「子供が大きくなってどうも住みにくくなってきた。」

「服や家具が多くなって部屋にものがあふれてきた。」

「最新のトイレ便利そうだなあ。」

などなど、マンションに長年住んでいるといろいろと不満が出てきますよね。

そこで、いま住んでいるマンションの設備や間取りを改修するマンションリフォームをしたり、
新築マンションではなく、あえて中古マンションを購入して好みの暮らし方に合わせてリフォームをする人が増えています。

その際に悩むのは、

どのリフォーム会社にお願いすればいいのか?
・どうやってその会社を探したらいいのか?

ではないでしょうか。

ほとんどの人にとって、
リフォームは初めての経験なので、
雑誌や新聞の折り込みチラシ広告やテレビCMで
何となく目についた会社に頼んでしまうということになるのかも。

でも、ちょっと待ってください。

リフォームはせっかく理想的な暮らし方を手に入れるチャンスです。
そして金額も安くはありません。

理想の暮らしを可能にするためのリフォーム

リフォームの成功はリフォーム会社選びにかかっています。後で後悔しないしないためにもリフォーム会社選びは慎重にしたいものです。

リフォーム会社選びに大切な7つのポイントをお伝えします。

 

いますぐ、リフォーム会社を探したいのなら、希望のリフォームに応じた業者を比較できる、一括見積サイトが便利です。

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1.どこをどれくらい改装したいのか~工事の規模と内容で候補会社を決めましょう

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一言でリフォームといっても
その改修の内容によって工事の規模は大きく変わります。

たとえば、

・汚れてしまった壁のクロスを張り替える
・古いトイレの便器だけを最新の洗浄機能付きのものに交換する

といった一日で完了する程度の工事もリフォームです。

キッチンや浴室などの設備だけでなく、壁や床もすべて撤去してコンクリートむき出しの状態から間取りを変更して、
内装、設備すべてをやり替えるような大規模なものもリフォームになります。
(リノベーションと呼ばれることもあります。)

また、その中間的な水周りだけを交換するというのもリフォームです。

このようにリフォームという言葉で表される工事の内容は幅広いため、自分がどの程度の規模のリフォームをしたいのかをよく考えてください。

リフォームの内容とその工事の規模は、
もともとの壁、床、配管などにどれだけ変更を加えるかということをベースに考えて
小さい順に書くと次のようになります。

  • 壁・天井クロス張替え
  • キッチン、トイレ、洗面、浴室など水回りの設備交換
  • 収納(クローゼットなど)の新設
  • 部屋の間仕切りの変更
  • 床の張替え(フローリング交換・床暖房設置)
  • 間取りやレイアウト変更(リノベーション)

 

実際の工事はだれに頼んだらいいのでしょうか?

例えば、クロスの張替だけなら
あれこれ悩まず、新築した時のメーカーや工務店に相談して内装屋さんを紹介してもらっても大きな問題はないでしょう。

また、トイレやキッチンなど設備だけを取り換えるのであれば、設備メーカーのショールームに出かけてプランを作ってもらうと同時に、
その設備の工事をしてくれる近所の工務店などを紹介してもらうこともできます。

しかし、間仕切りや間取りを変更するような規模の大きな工事になると、その工事にかかわる職人さんが増え工期も長くかかります。

工事内容や仕上がりなど全体にかかわる大きな工事にになりますので、だれでもいいという訳にはいきません。

リフォーム会社を選ぶ際にはリフォーム内容に応じて、経験の豊富なところを探すことが大切になります。

リフォーム事例からリフォーム会社をさがすのなら、無料匿名で相談できる一括見積もりサイトが便利です。

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2.リフォームとリノベーションの違いは

 

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最近リノベーション」とか「リノベ」という言葉をよく聞きませんか。

これはいったい何なのでしょうか。

明確な定義はありませんが、間取りの変更のような比較的大きな改修の場合、
リノベーション(英語で「刷新する」)という言葉を使うことが多くなっています。

また、リノベーションすることを言うのに、「リノベ」という造語を使うこともよく目にします。
最近では自身の会社をリフォーム会社ではなく、リノベーション会社と呼んでいる会社も多くなってきました。

リフォーム会社を選ぶときには、

比較的小規模の改修を考えているのであれば、
リフォームを前面に押し出している会社でも大丈夫です。

また、設備だけの交換・改修であれば
設備メーカーに相談する手もあります。

リノベーションと言える

しかし、大規模な工事になるような場合は、
リノベーションやフルリフォームの経験がある会社を選ぶことが大切です。

名前だけで判断せずに、その会社がどのような規模の工事を手掛けているのかを調べることが大切です。
直接どんな仕事が多いのかを聞いたり、施工例を見せてもらったりすると確実です。

 

 

3.大手と中小のリフォーム会社、どっちがいいのでしょうか?

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大手リフォーム会社

大手のリフォーム会社の一番のメリットは、
小規模な改修から、大規模なリノベーションまで数多く手掛け、
実績が豊富であることです。

また、設計担当やインテリアコーディネーターなどの人材も豊富で、
プランの打ち合わせ段階でも詳細な図面や、
それに基づく室内パースを作ってくれるところや、
自社のショールームを持っているところも多く、
完成した部屋のイメージがつかみやすいという
大きなメリットがあります。

一方で、事務所やショールームを一等地に構えていたり、
多くのスタッフを抱えていたりと、コストがかかりますので、
中小のリフォーム・リノベーション会社と比べると価格的には高くなる傾向があります。

完成後のアフターサービスなどのフォローアップも充実している場合が多いですが
これもまた当然価格に反映されています。

中小リフォーム会社

中小リフォーム会社の一番大きなメリットは価格と機動力だと言えます。

社員の数も少なく、大手のような広告宣伝費やショールームなどの固定費的な費用があまりかかっていないので、大手より安い価格でリフォームできる可能性があります。

また、担当者が営業、設計、現場監督などを兼務していることもあるので、細かな希望に対応してくれることも多いでしょう。

しかし一方で会社によって経験や技能のレベルがまちまちであり、
なかなかインターネットからの情報だけで選ぶのは難しいと言わざるをえません。

どちらの会社を選ぶとしても
必ず、実際に事務所に出向いてどんな会社なのかを確認することが大切です。

その会社が施工した物件を見せてもらい、仕上がりのグレード感や設備や部材の仕様を確認し、自分のイメージに近いかどうかを判断したうえで検討を進めるのことが大切です。

特にインテリアにこだわりたいという場合などは、インテリアコーディネーターや設計士など相談に乗ってくれる人がいるかどうかも選ぶときの基準になります。

信頼できる大手リフォーム会社、地元のリフォーム会社から自分にあったリフォーム会社探しには

 タウンライフリフォーム

がおすすめです。

4.リフォーム会社はインターネットの専門サイトで探すのが便利

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リフォーム会社を探すときには、リフォーム、リノベーション会社を紹介するサイトを使うのが簡単です。

リフォーム紹介サイトは次のようなものがあります。

リショップナビ 見積もり

ベスト@リフォーム

ホームプロ

これらにサイトからリフォームの内容を選び、物件の地域を入力して送信すると、
ご自身の住む地域のリフォーム工事が可能な会社数社から返事が届きます。

サイトにはそれらの会社のリフォーム実施例や金額などが掲載されていますので、
自分の好みや希望に近い実績のある会社を選んで更に詳しいやり取りを開始します。

リフォーム一括見積もりサイトについてはこちらの記事↓を参考にしてください。

【リフォーム業者選び】失敗しない一括見積サイト活用法

 

5.施工例を確認しよう

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どこのリフォーム会社に依頼するにしても、
実際の工事に使う設備や仕様について、どのようなものを使うかの確認は大変重要です。

大手リフォーム会社の場合は自社ショールームを持っていて、自社で使う床材や建具なども展示していることも多く、完成時のイメージや実際に使う設備などを確認することができます。

一方、中小のリフォーム会社はこのようなショールームを持っていないことのほうが多いと思いますので、
実際に施工した(または、施工している)住戸を見学させてもらいましょう。

施主さんが住まわれているケースが多いので、断られることも多いかもしれませんが、
見せていただけた場合にはそのリフォーム会社の仕事ぶりや設備などのグレードなどがわかると思います。

積極的に見せていただける場合は工事が上手くいっている証拠ですので、その会社は良い工事をすると判断できるポイントになります。

どこにリフォームを頼むにしても、設備、建材、建具などのメーカーのショールームには足を運び、値段の違いよる仕様やグレード感の差を自分の目で確認しましょう。

工事が終わってからでは、こんはずではなかったと後悔しては遅いです。
また、取り替えることは費用がかかったり、工期も長くなったりすることもあります。
必ず工事の前には必ず確認をしましょう。

 

 

6.プランニングは提案力が重要です

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リフォームしたい内容をリフォーム会社の担当に伝え、プランニングを依頼することになります。

この際に大切なのは、リフォーム会社の提案力です。

お客さんの希望をそのまま言葉通り受け取って、ただ単に直すだけのリフォーム会社か、

お客さんがリフォームしたいという気持ちになっている原因、つまり「今の住まいのどんなところに困っているのか、どんな暮らしをしたいからリフォームしようと思っているのか。」
をじっくり聞いてくれて、それに沿った提案をしてくるようなリフォーム会社かどうか

という点です。

例えばキッチンを最新式のシステムキッチンに交換するというリフォームがしたいと思っていても、

その理由が
単に最新式の機器だけが欲しいのか、
それともそもそも北側の暗いキッチンで一人で家事をするのが嫌でリフォームをしたい
と思っているのかによって、解決策は大きく変わります。

リフォーム会社を選ぶ際には、
こちら側からも「どんな暮らし方、使い方に変更したいのか」という希望を伝え、
プロの視点で「こういうアイデアなら今の暮らし方の問題点が解決します。」といった提案をしてくれる会社を選びましょう。

もちろんプラスアルファ部分を含んだ提案となるので、単純な設備交換に比べると予算オーバーとなってしまうかもしれません。

プランはもちろんのことさらに、機器のメーカーや仕様などを工夫して、
できるだけ予算に近い金額で、より希望に近いリフォームを達成させる提案ができるリフォーム会社を選びましょう。予算についても、安くできます。予算に合わせます。などと言って契約を急がせるような会社は避けまししょう。

お客さんの要望を形式的にプランに合わせただけの提案しか出してこない場合や、プラスアルファの提案があっても価格を抑えて予算に近づける提案がもらえないようであれば、早めに切り上げ別の会社との打ち合わせに時間を割いた方が効率的です。

 

7.必ず3社以上に見積りをもらいましょう

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リフォームの要望を伝え、プランの提案をもらったら見積りを出してもらいます。

できるだけ最終的なプランに近い方が、最終的な金額に近い精度の高い見積もりが得られます。

リフォームする広さや間取りだけで概算見積もりを出す会社もありますが、
実際のリフォームにかけるコストは浴室やキッチンなどの設備や部材、建具などの仕様やグレードのよって大きく変わります。

こういった概算見積もりを出してきた場合は、その会社が使っている設備などの仕様やグレードをよく確認して、自分が満足できるものかどうかを確認しておきましょう。

プランニングは3社ほど並行して検討しましょう。相見積もりと言います。
リフォーム会社には相見積もりをしていることははっきり伝えた方良いです。

そのときには、最も進んでいる1社の見積もりに入っている設備や建具などの仕様をよく確認して、他の会社からの見積もりにも同じグレードのものを反映してもらうようにしましょう。見積もりの比較がしやすくなります。

自分の思っているグレードの物かどうかをしっかり確認してください。

また、1社が先に気に入ったプランや間取りを提案してきたら、
そのプランのポイントや考え方を他社にも伝え、できるだけ同じ条件で見積もりをもらうようにしましょう。

ただし、この時に他社からもらったプラン図や、見積もりを直接見せることは避けたほうがいいでしょう。

3社から見積もりをもらったら、総額を見るのはもちろんですが、
大事なことは、それぞれの会社がどのような見積もりの仕方をしているのか比較しましょう。

どのような仕様の設備機器を定価からどれだけ値引いての見積もりに入れているか、
大工工事の費用はどのような基準で見積もっているのか、

など見積書の詳細な内容を見て、わからないところはどんどん質問しましょう。見積もりの基準を正直に話せないような会社は失格です。

3社からの見積もりを見て、必ずしも一番安いところで決めることが良いわけではありません。

3社とも見積もり金額に差がないのであれば、自分が気に入った提案をしてくれた会社に決めるのも良いでしょう。1社だけ他社と大きく異なった金額を出してきたのであればその原因をきちんと理解することが重要です。

リフォームの見積もりの見方についてはこちら↓の記事を参考にしてください。

リフォームの見積もりを見るときに気を付けるべき5つのポイントとは

 

まとめ

リフォームは、新築マンションや建売住宅のようにビルダーの決めた間取りと仕様のものを買うのではなく、一つ一つがオーダーメイドです。

大規模なリフォームなら工事に何ヶ月もかかりますし、工事途中での変更などもあるかもしれません。リフォーム会社やその担当者と一緒になって作業していくような関係を作っていけるかどうか、それに値する相手かどうかを見極めることが大切です。

これまでお話ししたようなポイントを押さえながら、設備や機器、部材や建具、そして大工工事に至るまで、自分自身も勉強しながら理想的な暮らしと住まいを創り上げてください。

 

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マンションリノベーションについてはこちらの記事も参考にしてください。

【保存版】マンションをリノベーションする前に、絶対知っておいた方がいいポイント7選

知っておきたい、マンションを購入するメリットとデメリット

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