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浴室リフォームの基礎知識、費用、工事期間、ユニットバスの選び方から補助金まで

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お風呂は体を洗う場所だけではなく、のんびりつかって疲れをとったり、子供と一緒に入ったりできる、癒しやリラクゼーションの空間にもなる、住まいには欠かせない場所です。

そんな大切な浴室が寒かったり、カビが生えていたり、使いにくくなったりしていたら・・・

そろそろ何とかしたい。リフォームしたいなぁ。

と思ってもまず何から考えて良いのか分わからないですよね。

この記事では、そんな初めての浴室リフォームで、まず知っておきた浴室リフォームの基本の知識、費用、工事期間、ユニットバスの選び方から補助金まで7つのポイントをお伝えします。

 

 

1.浴室 リフォームの費用・相場

浴室リフォームでまず気になるリフォーム費用を見ていきましょう。

(1)費用の内訳

浴室リフォームの費用は

新しい浴室のユニットの価格(在来工法なら各資材の価格)
工事費(現在の浴室の解体費+設置工事費)

の2つの費用の合計になります。

TOTOやLIXILなどのユニットバスメーカーは、ユニットを個人に販売することはなく、取引先は工務店などのリフォーム業者です。

エアコンなら電気店で商品を選んで、工事費を払えば設置してもらえますが、お風呂はそう簡単には行きません。
メーカーのショールームで選んで「これをください」という訳にはいきません。
現在の浴室を解体し、新しく設置する工事が必要になります。

ユニットのメーカー希望小売価格は高く設定されていますが、30%から半額近く値引きされるのが普通です。ですから、リフォーム業者が「メーカー価格の45%OFF」とうたっていても、驚いたり喜んだりする必要はありません。

メーカーの系列のリフォーム会社ではそのメーカーのユニットバスなどの設備機器は安く設定されていますが、他のメーカーの物は値引きが少ないという場合もあります。

依頼するリフォーム会社が自分が希望するメーカーの商品を扱っているかどうかの確認が必要です。

 

(2)浴室リフォーム費用の相場

リフォーム会社によって価格に差がありますが、

ざっくりいうと、希望小売価格が100万円くらいのユニットバスのばあい、ユニットバスの値引きがあり、
工事費は30万円から40万円がかかりますので、トータルのリフォーム費用は100万円ほどになります。

ユニットバスの価格が倍になっても、設置する場合は工事費も倍になるかというと、そうではありません。
施工の手間が倍になる訳ではないからです。
会社によっては工事費をユニットバスの価格の何%とするところもありますが、一般的には工事費はユニットバスの価格にかかわらず実際の工事費用で計算します。

ユニットバスではなく在来工法などの場合は、工事の内容によって費用がかかります。
詳しくは次の工事費用の内訳をご覧ください。

 

浴室リフォームの最低価格ラインは、ユニットバスなら60~70万円、在来工法なら100~120万円ほどです。

施工例が多い標準的な価格は、ユニットバスなら100~150万円、在来工法なら150万円~200万円です。

 

もちろん、ユニットバスの広さも0.75坪~1.5坪と幅があり、浴槽も打たせ湯機能付きや魔法瓶なみに保温性の高いものなどがあるので、オプションを追加するほど価格は上がります。

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2.浴室リフォームの工事費の内訳

浴室工事は既存の浴室の撤去、新しい浴室の設置、給排水工事、電気工事などが必要になります。

工事費の内訳として、
①工事内容を細かく分けて見積もる方法
②人件費(職人さんの日当)と管理費から計算する方法
の2通りがあります。

①工事内容を細かく分けて見積守る方法

工事内容を詳しくみていきます。

既存浴室の解体撤去費用:約4~7万円
ユニットバス組み立て施工費:約10万円
給排水管工事費用:約5万円
電気配線工事費用:約4万円
浴室ドア周辺の補修工事:5万円
産廃処分費用:約3万円
管理費:約10%

合わせて35〜40万円

②人件費(職人さんの日当)と管理費から計算する方法

工事に関わる職人さんの日当を基準に見積もる方法です。大工、配管工、電気配線工などの日当は、およそ1日2~3万円になります。地方と都会では都会の方が職人の日当は高めです。

例えば、戸建て住宅の浴室リフォームで、現在の浴室が在来工法でできた浴室の場合、浴室の解体工事や新しいユニットバスを入れるとした場合、3人の職人が4日間かかるとします。この場合職人さんの日当だけで、24~36万円かかります。
ここに管理費をプラスしてやはり、30~40万円になります。

ネットなどで取るアバウトな見積もりのトータルは業者によって大きく違うことがありますが、使う資材や工期などを詰めていくとそう大きな違いはなくなってきます。

 

大切なのは実績のある信頼できるリフォーム業者を選ぶことです
リフォームの内容や見積もりについて納得のいくていねいな説明ができる業者を選びましょう。

知り合いの業者でも交渉に遠慮がある場合は、後悔するケースが少なくありません。

 

浴室のリフォーム業者選びにはこちらの記事を参考にしてください。

関連記事   【リフォーム業者選び】失敗しない一括見積サイト活用法

3.浴室リフォーム種類ー「ユニットバス」と「在来工法」の違い

上記のリフォーム費用のところ「ユニットバス」と「在来工法」で工事費が異なると書きました。
これらの違いについて詳しく見ていきましょう。

浴室リフォームは大きく分けると、「ユニットバス」を導入するか「在来工法」で作るかになります。その中間とも言える「ハーフユニット」もあります。

ユニットバスとは、浴槽・天井・床・壁がセットなった浴室で、工場で各パーツを成形しておき現場で組み立てます。ユニットバスには戸建て用とマンション用(天井が低め)があります。

在来工法とは、浴室の壁、天井、床、浴槽などを作っていく方法です。自由なサイズや材料で作ることができます。檜風呂などのこだわりのお風呂も作れます。

以前は在来工法が主流でした。タイル張りの床やタイル張りの壁、浴槽はステンレスやホーローなどもありました。リフォームを考えている浴室はこのタイプが多いかもしれません。

ハーフユニットとは、浴槽と洗い場、壁の下の部分がセットになったもので、天井と壁の上部は在来工法で施工します。

 

【3つの工法のメリットとデメリット】

種類 メリット デメリット
 ユニットバス  豊富なサンプルから選べる
トータルの価格が分りやすい
工事期間が短い
防水性が高い
断熱性に優れている
サイズが自由にならない
デザインが自由にならない
現在のスペースより少し狭くなる場合がある
在来工法  広さが自由にとれる
使用する素材が自由
デザインが自由
工期が比較的長め
予算の見当がつきにくい
職人の腕に左右される
ユニットバスより断熱性と防水性が劣る
ハーフユニット  天井の高さが自由
壁、天井のデザインが自由
在来工法より防水性に優れる
在来工法より費用が安い
ユニットバスより広さが自由
2階にお風呂を設置しやすい
ユニットバスよりモデルが少ない
ユニットバスより防水性が劣る

 

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