
トイレを使いやすい空間にリフォームしたい!
ご自宅のトイレを使い心地のよいものにリフォームしたいなぁ…と思ったら、まず何をしますか?
どんなトイレがあるか調べることから始めるのではないでしょうか。
しかし、トイレ選びから始めてしまうと、思わぬトラブルを引き起すこともあります。
トイレリフォームをする際、きれいなトイレにしたい!というイメージが先行しがちですが、リフォーム後に後悔しないためにまず気をつけなければならないポイントがあります。
ここではトイレリフォームを行う時に気を付けたいポイントや、費用、人気のトイレなどをご紹介します。
トイレリフォームする際に気を付けたい3つのポイント
1.リフォームの目的を明確にする
リフォームの目的をはっきりさせることが一番大切なポイントです。
トイレ内を広く快適にしたい、
古い便器を新しいタイプの便器に取り替えたい、
ウォシュレットを取り付けたい
…など、
目的をはっきりさせるとリフォームのビジョンが見えてきます。
また単純に便器を取り換えるだけではなく位置を変更したり、トイレ内に手洗いカウンターを設置したりといったリフォームを併せて行うようなものになると、費用も工事日数もかかります。あらかじめ相場を調べておくことも大切です。
どんなリフォームをするのかをはっきりさせましょう。
2.トイレのレイアウトや広さの確認
目的をはっきりさせるのと同時に注意したいのが、トイレのレイアウトと広さです。
例えば「このトイレを設置したい」と決めた機種がトイレの広さのギリギリのサイズだと、室内が狭くなって使うたびにストレスを感じるでしょう。
また手洗い場を取り付けたいと思っても、スペースに余裕がなければ、設置することが難しいです。
ご自宅のトイレの間取りに合ったリフォームを考えることがとても重要です。
3.リフォームにかける予算
便器のタイプには、組み合わせ便器・タンク一体型便器・タンクレス便器の3種類あります。
どのタイプを選ぶかによって費用は変わってきますが、一体型やタンクレスのように高性能なものでは100,000円~200,000円と価格も高めになっています。
また便器交換のリフォームと合わせて壁紙や床の張替えリフォームをすると、別途費用が上乗せされます。
トイレリフォームの予算を決める時には、工事費用も含めた金額を考えるようにしましょう。
トイレリフォームにかかる費用相場は?
トイレリフォームの費用のめやすは、
便座の取り換えのみや、手洗い場の設置のみといった簡単なリフォームの場合
30,000円~100,000円ほどです。
しかし、実際のトイレリフォームの割合をみると
便座交換だけでなく、便器交換をする人の割合が多くなります。
便器交換の費用は、60,000円~200,000円が相場です。
洗浄便座が一体になっているものやオート洗浄などの高機能のものはさらに高くなります。
トイレのリフォームの内容ごとに費用相場を詳しく見てみましょう。
洗浄便座や暖房便座の取り付け
ウォシュレットなどの洗浄便座のない旧式のトイレでも、洗浄便座を既存の便器に取り付けることで使い心地のよいトイレにすることができます。
洗浄便座本体の価格は、77,000円~180,000円ほどです。
ウォシュレットのお湯を作る機能は貯湯式が多いですが、節電効果があると人気の瞬間式は高機能なだけあって価格も高めになっています。
暖房・ウォシュレット機能の便座を設置にはコンセントが必要なので、電源があるかもしっかり確認しておきましょう。
工事費用は業者によって多少の違いはありますが、約30,000円くらいが標準的です。しかし便器の位置を交換したり、手洗い器をつけたりすれば工事費も高くなります。
トイレのリフォームはせっかく便器を新しくするのでしたら、内装もおしゃれにしたいものです。
床を張り替えたり、壁クロスの交換は約50,000円〜100,000円ほどでできます。
便器の交換
メーカー小売価格では便器と洗浄便座の組み合わせで100,000円ほどから、タンクレスの一体型になると300,000円。
小売店やインターネットの販売価格になると20%~40%ほど値引きされているケースがあります。
しかし、便器の交換には工事費用がかかります。
手洗いカウンターの設置
LIXILやTOTOの商品では55,500円~の価格で手に入ります。
メーカーから発売されているトイレアクセサリーではなく、オシャレなデザインのものを選びたいなら、自分で探して業者に設置してもらう方法もあります。
新たに手洗いを設置する場合は既存のトイレスペースに設置できる省スペースタイプもあります。しかし設置スペースや給排水の位置によっては設置できない場合もありますので確認が必要です。
自分で手洗い器を選びたいなら、取り付け業者に先に話をしておくとスムーズでしょう。
トイレ全体のリフォーム
便器の交換だけでなく、手洗い器や収納スペースや手すりなどの設置などをする場合や壁や床材の張り替えなどトイレ全体のリフォームをする場合は、選ぶ機器や内装、便器の位置の変更の有無などの工事内容によって価格や期間も大きく異なります。
概ね30万円から80万円くらいの費用がかかりますので、工事店としっかり打ち合わせをして、工事内容や見積もりの確認をしましょう。
工事内容を確認すること
リフォーム費用を抑えたいと思ったら、どんな機能が必要なのかを考えて便器や便座を選ぶと良いでしょう。
また、工事費についても販売店や工事店を比較することが大切です。
ただし便器が低価格だとしても、評判のわからない業者に頼んで、リフォーム後に見積もりより金額がかさんでしまうことも考えられます。
必ず見積もりを取り、分からない工事内容があれば確認するようにしてください。
人気のトイレ商品をチェック
トイレの商品では日々、新製品が登場しています。
新素材アクアセラミックを使った清潔が続くトイレが人気のLIXILや、清潔はもちろん節水機能・コンパクトなデザインが特徴のTOTOなどメーカーの販売している商品が人気です。
トイレ商品にはさまざまなタイプがあり、各メーカーによって特徴を打ち出しています。なかでも“掃除のしやすさ“、”清潔“に重点をおいたものが人気のようです。
面白い機能では、全自動掃除機能付きトイレといったものもあります。
売れ筋、人気のトイレ商品をご紹介します。
・アメージュZ(LIXIL)
出典:LIXIL
組み合わせ便器のシリーズです。便座のタイプを好みに合わせて選ぶことができます。
リーズナブルな価格ですが、掃除のしやすい“フチレス加工”、渦状の水流で汚れをしっかり流してくれる“パワーストリーム洗浄”などの基本装備が充実しているのでコストパフォーマンスが抜群です。
・ピュアレストEX(TOTO)
出典:TOTO
組み合わせ便器です。従来品と比べて71%もの節水効果が得られるのが魅力です。
また、こちらの便器もフチなし構造になっているため、清潔に保つことができます。
・アラウーノS2(パナソニック)
出典:Panasonic
トイレを流すと泡の力で汚れを洗い流す、最新型の全自動おそうじトイレです。
他社のトイレでも導入されている渦上の水流で強力に洗い流す“スパイラル機能”に加え、2種類の泡で汚れを落とす“激落ちバブル”が搭載されているのもこちらのトイレの特徴。
これだけの高機能なのに、タンクレスのスタイリッシュな設計という点も魅力的です。
・リフォレ(LIXIL)
出典:LIXIL
トイレと一緒に、収納や手洗いも選べるキャビネット付トイレ。トータル設計なので、タンクレストイレのようなすっきりした空間になります。
配管やタンクをキャビネットで隠しているので、見た目もスッキリ、お掃除もしやすく収納もつけることができます。便器を取り替えるだけなのでリフォームにはおすすめです。
・ネオレスト(TOTO)
出典: TOTO
TOTOがいま一番力を入れている商品です。
このトイレでは、きれいサイクルという臭いと汚れを抑える機能が備えられています。
トイレの使用頻度を覚えて、使用前から室内の臭いを吸着し、きれいにしてくれる「においきれい」があるのはネオレストだけ。
臭いはもちろん、汚れにもしっかり働いてくれるので、トイレ掃除の手間も軽減してくれそうです。 毎日のお手入れが楽なのは、特にトイレ掃除をする主婦にとって重要ですよね。
最新型の全自動おそうじトイレは魅力的ですが、値段の高いところが気になります。
お値打ちな組み合わせ便器でも性能の高い商品は多くあるので、トイレ選びの際には“掃除しやすさ”“清潔”の2点をポイントにされることをおすすめします。
まとめ
トイレのリフォームをする際には
① リフォームの目的
② トイレの広さ
③ リフォーム予算はいくらか
これらをしっかり決める事で、リフォーム後のトイレを想像しやすくなりますよね。
後々のトラブルを防ぐためにもこのポイントをしっかりと考えておくことが大切です。
せっかくリフォームするのですから、後悔のないようリフォーム会社は比較して検討しましょう。
トイレリフォームの見積もりは比較は匿名、無料で相談できるホームプロががおすすめ
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