
部屋に花を飾ったり観葉植物を置いたりするとほっとした気持ちになりますよね。
観葉植物を部屋に飾ることで、部屋の雰囲気や環境を良くすることができます。
・植物は好きだけど、世話の仕方がわからない
・忙しくて手間をかける余裕がない
・なにを買えばわからない
・どんなふうに置いたらいいかわからない
等…。
そんな方の為に
・観葉植物を部屋に飾ることのメリット
・その効果と飾り方
・置き方や手入れのポイント
・オススメの植物の特徴
などをご紹介します。
1.観葉植物の効果
マンションなどのコンクリートできた無機質な住空間やオフィスにいると息が詰まるような気がすることはありませんか?
そんな時に室内に観葉植物があるとホッとするような癒される感覚は誰もが共通に持っているものです。
実はそれにはきちんと理由があるのです。
植物が揮発する天然成分のフィトンチッド (phytoncide) には微生物の活動を抑制する作用や香りによる自律神経を整え、
リラックスさせる効果などがあります。
心が落ち着くのはこの天然のアロマ効果だといわれています。
また観葉植物はインテリアのアイテムとして部屋をリラックス空間として演出することにも大きな役割を果たしています。
緑の色の心的効果は疲れた目を癒す、鎮静効果、リラックス効果、穏やかな気持ちを与えるなどの効果があるので、
ストレスの多い現代社会で室内に置く植物は人間関係の改善にも期待できます。
2.インテリアとしての観葉植物の飾り方
まずはインテリアとしての置き方のポイントをあげていきます。
1. フォーカルポイントを意識する
フォーカルポイントとは部屋にいるときに人が思わず見てしまう場所のことです。
部屋に入ったとき最初に目に入る場所、
部屋の印象を決めてしまうとっても重要なところです。
そこに観葉植物を置くことでと雰囲気が良くなりおしゃれに見えます。
またテーブルの上や本棚の隙間などに植物を置いて視線を集中させておけば、
乱雑さから目をそらせる効果もあります。
2.高低差、立体感をつける
置き場所には段差を付け立体感を出しお気に入りの雑貨と置いて演出してみるのもよいでしょう。
曲げ木仕立ての植物は立体感がでるので、狭いお部屋でも広がりのある奥行きを演出することができます。
流行中のマクラメハンギングでつる性の植物をお部屋に吊すのも素敵です。
3.カバーで差を付ける
買ってきたばかりのプラスチックの白い鉢は、あまりにも殺風景です。
植え替えは大変でも鉢カバーだけでも変えてみませんか?
わざわざお店で鉢カバーを買わなくても
ブリキの缶に入れたり、麻布を巻くだけでもインテリアとしてお部屋になじみみやすくなります。
小さい多肉植物などはお気に入りでも欠けてしまったマグカップや紅茶の空き缶などに入れるのも手軽な方法です。
おすすめ観葉植物
ここからは比較的お手入れが楽で、お部屋の中で見栄えがする観葉植物をあげていきたいと思います。
フィカスウンベラータ
フィカスウンベラータの葉は大ぶりで可愛らしいハートの形をしています。
幹は曲げ仕立てになっていて、立体感も演出できるので存在感もバッチリです。
狭いお部屋でも大きめサイズを選ぶのがオススメです。
ポトス
育てやすく、成長てくると枝が伸びてつる性植物のように垂れ下がるので、
本棚の上やハンギングに仕立て飾るのも美しいです。
パキラ
手を広げたような葉をもち、生命力旺盛で生長が早いのが特徴です。
寒さにはやや弱いですが日当たりの良い室内では比較的簡単に育てることができます。
大きさもいろいろあるので飾る場所に合わせて選ぶことができます。
風水では金運を向上させるアイテムとしても人気です。
モンテスラ
モンテスラは切れ込みが入った葉っぱが特徴的な熱帯性の植物です。
おしゃれなインテリアにはピッタリです。
比較的寒さに強く、育てやすく人気があります。
日光が直接当たらない半日かげにに置くと良いでしょう。カーテン越しの窓際がおすすめです。
アグラオネマ
原産地ではジャングルの下のほうに生えているので、直射日光に当てない程度の明るい室内で充分育ちます。
葉の色や模様は品種によって様々なのでお気に入りの色や模様を育ててみてはいかがでしょうか。
頻繁にスプレーで葉水をやってあげると喜びます。
エバーフレッシュ
夜になると葉っぱが閉じてしまう不思議な習性から別名ネムノキとも呼ばれています。
マメ科の植物なのですが、シダのような葉は、フサフサと繁り風に揺れると涼しげです。
葉が閉じたままになり、パリパリとして葉が落ちてくると水不足のサインです。
明るい窓際でお水を比較的好むので土の表面が渇いたらすぐにあげてください。
多肉植物
多肉植物と一言に言っても多種多様な原産地があるのですが、
多くは乾燥した環境下に育つものが多く、
生命力も強いのでカットしても根がすぐにでてきます。
色も形も様々な可愛らしい形状は寄せ植えにもピッタリです。
こちらも明るい窓際で水は乾燥したらたっぷり与えてください。
アガベ
アガベも多肉植物の一種です。
メキシコ原産のお酒、テキーラやシロップの原料として知られています。
丈夫で大変良く育つので放射状に伸びる葉はお花のように見える品種もあり、
形も様々で今大変人気の植物です。
水遣りは土の表面がカラカラに渇いたらたっぷり与え、
明るい窓際に置いてください。
観葉植物を飾るだけでとってもおしゃれで素敵な部屋作りができます。お部屋を飾る素敵なグリーンを探すなら
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手入れのコツ
最後に簡単に実戦できるお手入れ方法のコツをあげていきます。
日の当て方
観葉植物と言われている植物の多くは熱帯や亜熱帯の植物ですので、
夏は屋外で日光浴させて頂いて大丈夫なのですが、
冬は必ず室内に入れてください。
植物には光合成が必要なので、できるだけ明るい窓際において欲しいというのは基本なのですが、
室内で育った植物をいきなり直射日光に当てると葉焼けといって葉っぱが火傷のような症状になり、変色したり落葉したりします。
また移動の震動などのストレス環境の変化にも敏感なので、植物を買ったらまずはレース越しの軟らかい光で二週間ぐらいお部屋の環境に適応させてあげてください。
水のやり方
植物が家に来たら嬉しくて毎日のように水をやってしまい、
結局枯らしてしまう方がたまにいますが、
それは根腐れといって土がつねに湿っている状態になってしまって
細菌が繁殖しやすくなってしまうからなのです。
水は土の表面が渇いたら水をたっぷり鉢底から出るまであげること
を意識してください。
少量を毎日あげるよりは、
「渇かす」、「たっぷりのお水」
の繰り返しでメリハリをきかせたほうが良いでしょう。
液体の肥料を水の中にほんの一滴垂らしてみると成長が良くなります。
毎回あげる際のお水はメジャーで測ってからあげると
鉢底からでてくるまでの水の適量がわかるのでおすすめですよ。
鉢底にできた水はすぐに捨て、いつまでもジメジメとした環境は絶対につくらないでください。
これもまた、根腐れの原因になってしまいます。
植物は葉水をとても喜びます。
葉水とは霧吹きスプレーを使って、葉に直接水を吹きかけることをいいます。
エアコンなどの空調で葉の表面から水分が奪われて行きやすいのですが、
葉水は葉に直接をかけることで水分を補給するだけでなく、
カイガラムシやハダニの害虫予防にもなります。
気がついたときにすぐにスプレーを手に取れるところに置いておくと良いでしょう。
一部の植物を除いてほとんどの植物は冬には成長が止まってしまいますので、
夏より水遣り頻度は少なめにしてくださいね。
空気の流れをつくる
よどんだ空気は人間だけではなく、植物にも悪影響を与えます。
カビや害虫を呼び込みやすくなってしまいます。
普段生活している時は窓を開けることや、
人の出入りである程度の空気の流れがあるのですが、
長期間、家を空けるときなどはサーキュレーターやシーリングファンなどで
空気が動くようにすると良いでしょう。
まとめ
ここまで、置き方や育てかたのポイント、オススメの植物を上げていきましたが、いかがでしたか?
観葉植物は置くだけで癒しの効果もあり人間関係も改善できます。
グリーンがあるだけで、インテリアも素敵になります。
万が一、植物を枯れてしまったら次の経験に活かせば良いので、恐れずにチャレンジしてくださいね。
生活を豊かにする観葉植物をインテリアに気軽に取り入れて、毎日の生活を楽しんでください。
素敵な部屋作りには観葉植物がおすすめ。
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