
小さな子どもがいるご家庭にとっておもちゃの収納って重要だけど後回しになりがちな「気が重い案件」ではないでしょうか?
子どものおもちゃって細かいし、どんどん増えます。
片づける→子どもがまた散らかすの繰り返しで、きりがないようにも思えます。
私も二人子どもがいる母親として感じることは、おもちゃの収納は「自分で片付けられるようになる仕組みづくり」が一番大事だと感じています。
今回は「自分で片付けるのが楽しくなる」をポイントに子どものおもちゃの収納アイデアを実例写真付きでご紹介します。
1)おもちゃ全般に使えるのは写真を使ったラベリング
子どものおもちゃの収納は「いかにわかりやすくカテゴリ整理して元に戻すことができるのか?」が大事です。
こんな時に役に立つのは写真を使ったラベリング収納です。
写真なら視覚的に元に戻すべき場所がわかるので、小さな子どもでもおもちゃの収納ができるようになります。
2)プラレール(電車)、トミカ(車)乗り物系の収納は見せる収納とざっくりしまう収納
子ども、特に男の子に多いのですが電車や車など、乗り物のおもちゃが大好きな子が多いようです。我が家にもトミカやプラレールが山のようにあります。
うちの子どももそうですが、お気に入りのおもちゃはしまい込みたくなくて、ずっと眺めていたいようです。
そんなときにおススメなのは「ディスプレイして見せる収納」です。片づけるのが楽しくなるような収納ですね。
とはいえ、おもちゃの電車も車も増えてしまうのが悩みの種ではありませんか?
ディスプレイには置ける数に限界があります。
そのようなときはお気に入りのものだけディスプレイしてあとは収納ケースに入れておきましょう。
ケースの中の分類を細かくしすぎると子どもも親も疲れてしまうのでざっくりでいいと思います。
しまうケースの場所だけ決めておくといいでしょう。
3)パズルの収納は迷子にならない工夫を!
パズルが大好きな子どもって多いのではないでしょうか?
パズルは組み立てる楽しさがあり、知育系のおもちゃとしてもいいのですが、収納が問題です。
なぜならパズルはパーツが細かいだけに迷子になりやすいからです。
しかもパーツが迷子になったり紛失してしまうと、完成しないのでパズルをすること自体面白くなくなってしまいます。
これを解消するには大きさにあったケースを用意すること、そしてそれが何のパズルを入れるべき場所なのか写真でラベリングすることです。
パズルの迷子をなくしておもちゃを大事にできる子どもに育ててあげたいものですね。
4)おままごとの収納はお店風にディスプレイして楽しくお片付け
おままごとが好きな子どもって多いです。
一昔前は女の子の遊びって思われていたかもしれませんが、男の子もおままごとって意外と好きな子が多いように感じます。我が家も男の子二人ですが、ままごと遊び好きです。
普通にかごにしまい込むのもいいのですが、素敵な収納方法のご提案を。
遊びの中でも特におままごとが好きな子どもさんがいるご家庭なら、おもちゃの食材をこういうお店風にディスプレイしてはいかがでしょうか?
お買い物ごっこも楽しめるし収納しても見えるので片づけること自体が楽しくなりそうです。
5)細々としたおもちゃは「宝箱」を作ってしまう
子どものおもちゃって多岐にわたるので、どうしても分類しづらい細々としたものがあります。
親からすればもう壊れかけたようなものでも、子どもにとっては宝物で「絶対に捨てないで」って言われることもしばしばです。
ならばその細々とした大事なおもちゃは宝物として全部まとめてしまいましょう。
僕だけの、私だけの宝箱を作ってあげましょう。
ここに入っているものはどんなことがあっても絶対に捨てないように、親も子どもの意志を尊重してあげたいものですね。
6)人形は年齢と数、形にあった収納を!
ぬいぐるみにヒーローのフィギュア、シルバニアファミリーやレゴブロックの人形…。
「人形」に分類されるおもちゃはたくさんあります。
子どもが片づけやすく、楽しく収納するには「子どもの年齢」「持っている人形の数」「人形の形状」に合わせた収納を考えるといいでしょう。
レゴブロックの人形の収納
これはレゴブロックの人形の収納です。
ブロックと同じように収納してもいいのですが、面白い収納アイデアを見つけたのでご紹介します。
レゴブロックって人形自体にくぼみがあるので、ブロックと組み合わせることができます。
基礎板と言ってブロックを組み立てる土台となるものに人形を合わせて見せる収納をしている斬新なアイデアです。
ヒーローもののフィギュア
子どもが大好きなヒーローのフィギュアはこんな風に飾って収納してあげると片づけが楽しくなります。
実は我が家もこの収納方法を取り入れているのですが、「○○の隣にはxxでないといけない」のようなこだわりができるらしく、集中して率先して片づけをしてくれました。
ただしこの収納方法はある程度手先が器用にならないと難しいので早くとも幼稚園に入るくらいの子どもさんが目安になるかと思います。
また一つのフィギュアが倒れると雪崩のように隣も、その隣も…となりイライラしてしまうことがあるようです。そういう時は親がサポートして一緒に片づけることで、うまくできるコツを考えてあげるといいでしょう。
ぬいぐるみの収納
ぬいぐるみはこんな風にざっくりとした、バスケット風ケースに入れて吊るしておくといいでしょう。
ハンモックでお昼寝しているみたいで見た目にも可愛いですね。
床にぬいぐるみを置くと掃除しにくいので、吊るしておく方が掃除機をかける際にストレスを感じることがなくなります。
未就園児くらいの子どもさんだとまだ片づけることが難しいので、この収納方法が簡単でお互いストレスをためずにお片付けできそうなのでおススメです。
シルバニアファミリーの収納
可愛いシルバニアファミリーの人形の収納にはこのような仕切りをつけてはいかがでしょうか?
「お人形さんをお家に帰してあげようね」と子どもさんに声を掛けながら片づけするといいかもしれませんね。
おもちゃを定位置に収納する習慣が身に着けば自分が持ってるおもちゃの把握にもつながるのではないでしょうか。
おもちゃを増やさない
おもちゃの片付けにこまる原因は新しいおもちゃが増えること。
買わなければ増えないのだけれども、新しいおもちゃがどんどん出てきます。子供の年齢にあったおもちゃも買ってあげたい。買わなくても子供たちにおもちゃを使わせてあげられる方法があります。
それは、レンタルを活用すること。
おもちゃもレンタルの時代です。
おもちゃは意外に高額、いろいろな種類が必要、そんな時に便利なのがおもちゃのレンタルサービス
1ヶ月のお試しもできます。
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まとめ
子どものおもちゃの収納アイデアをおもちゃ別に分けてご紹介しました!
収納の仕組みを作ることは大変ですが、一度作ってしまえば散らかりにくく、片づけしやすくなります。
何より子どもが自分で片付けるということは自立につながるし、親の負担が減るのでストレスが軽減されます。
おもちゃ自体への愛着が強まるので物を大事にできる子どもへと繋がると私は信じています。
幼稚園くらいになれば少しずつ片づけが自分でもできるようになります。その時に片づけやすい仕組みを作ってあげてそれをサポートすることがママやパパの役割ではないかと思います。
ここでご紹介したアイデアをもとに、あなたの子どもさんが大好きなおもちゃを大好きなままでいられるような、あなだだけの収納方法をぜひ作ってみてください。